能登半島地震で被災した石川県珠洲市で、ビニールハウスで避難生活を送っている被災者に紙の資材を使った仮設住宅が引き渡されました。
瀬戸たづ子さん(73)
「(Q.完成してよかったですね?)皆さんのおかげです。ありがとうございます」
引き渡された仮設住宅は建築家の坂茂さんが設計したもので、柱や梁(はり)には紙の筒が使われ、資材が軽く簡単に建てられることなどから、約3日で完成しました。
10日、引き渡しを受けた珠洲市の瀬戸たづ子さんは、地震で自宅が全壊しましたが、地元に残り農業を続けたいと自宅の敷地内にあるビニールハウスで避難生活を続けていました。
瀬戸たづ子さん
「またよろしくお願いします。皆さんのおかげで本当に助かります」
同じような設計の仮設住宅は輪島市でも建設が進められています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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