被災した東北の各地では犠牲者を悼む行事やライトアップなどが行われています。
宮城県岩沼市では、復興の象徴として整備された公園で追悼行事が行われました。
今年20歳の男性
「一緒に成人式まで迎えられなかったことがすごく無念」
慰霊碑の前には、市内で亡くなった人の数と同じ181個の灯籠(とうろう)が並べられ、訪れた人たちが犠牲者をしのびました。
岩手県大船渡市では、市民らが製作した竹あかりのライトアップが行われています。
竹あかりには市内で切り出した竹が使われていて、市の花のツバキなどがデザインされています。
海灯り実行委員会 小泉洋代表
「震災を経験していない子どもたちも多くなっています。子どもたちに震災を語り継ぐきっかけになってくれれば幸い」
福島第一原発がある福島県双葉町では、駅前でキャンドルナイトが行われ、町に戻った人や避難先から駆け付けた人たちが町の復興などを願うメッセージを書き込んだキャンドルに火をともしました。
双葉町出身の男性
「関心を持ってもらえるのはありがたい。どうしても風化はありますので」
10日は能登半島地震で被災した石川県能登町の高校生も参加し、故郷への思いをつづりました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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