ロシアの反体制指導者・ナワリヌイ氏の死から40日目にあたる26日、ナワリヌイ氏の親族らが墓地を訪れ、支援者らに感謝を伝えました。親族は、ナワリヌイ氏が死の直前に投函(とうかん)したはがきが届いていたことを明かしました。
ナワリヌイ氏の母 リュドミラ・ナワルナヤさん
「皆さんの支援に心より感謝します。皆さんの支援だけが私たちの力です。ありがとう」
ロシアでは死後40日目に死者を追悼する習慣があり、ナワリヌイ氏の両親と妻ユリアさんの母親らが墓地を訪れました。
ユリアさんの母、アラ・アブロシモワさんは、ナワリヌイ氏から誕生日を祝うはがきが届いたと明らかにしました。
消印はナワリヌイ氏が死亡した2月16日で、刑務所から送られていたということです。
妻ユリアさんの母 アラ・アブロシモワさん
「もちろん、このはがきは大切にします。私たちは常にアレクセイのことを思い出します。彼を愛し、思い出し、彼の闘いをできる限り引き継ぐよう努力します」
墓地では憔悴(しょうすい)しきった様子のナワリヌイ氏の母・リュドミラさんをユリアさんの母・アブロシモワさんが支えていました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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