日本古来の万能アイテム「風呂敷」が今、海外から注目されています。外国人にとって、風呂敷の何が魅力なのでしょうか？
■NYタイムズ記事で人気に火 注文殺到
京都に本店がある、風呂敷の専門店。店内には、壁一面に多くの柄の風呂敷が並んでいます。
実は数年前から、店では外国人からの風呂敷人気を感じています。
風呂敷専門店 むす美 広報担当 山田悦子さん
「店頭に関しては、コロナ前から徐々に増え始めていましたし。海外の方が日本に来られた時のお土産ですとか、認知というのは少しずつ広がってきていた」
そんな風呂敷の人気にさらに火がついたきっかけは去年11月、アメリカのニューヨーク・タイムズで取り上げられたことです。
山田さん
「ニューヨーク・タイムズに載ってから、2週間ほどで500件ぐらいの注文をいただいた。前月比に対しては5倍ぐらい。本当にびっくりするような数」
■SNS動画で広まる 人気の使い方は？
風呂敷で包むことでレジ袋の代わりになるなど、環境に配慮したエコな点が魅力ですが、外国の人々が風呂敷に引かれる理由はそれだけではありません。
山田さん
「風呂敷というものが、こんなふうに使えるという動画が（SNSなどで）どんどんアップされることによって、風呂敷というものにすごく興味を持ってくださって、認知されるようになった」
海外の人に人気だという風呂敷の使い方を見せてもらいました。
店員
「海外の方にも、日本の方にも人気ですね。かなり華やかになりますし、この一枚の風呂敷からこの形になるというのが、とても不思議な感覚になるみたいですごく人気です」
日本に遊びに来た外国人に風呂敷の魅力を聞いてみました。
外国人
「食料品店に買い物に行く時や歩いている時など、基本的に毎日使っています」
外国人
「とてもとてもキュートです」
外国人
「ああ、素敵。見たことあるよ」
皆さんも風呂敷を使ってみてはいかがでしょうか？
（「グッド！モーニング」2024年3月29日放送分より）
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