中国商務省はEU(ヨーロッパ連合)から輸入する豚肉や関連製品に対してダンピング調査を始めたと発表しました。EUによる電気自動車の追加関税への対抗措置とみられます。
中国商務省は17日、今回の調査について「国内産業の申請に応えて開始するもの」で、「WTO(世界貿易機関)のルールを守ったうえで申請書を審査したところ、反ダンピング調査の立案条件を満たすと判断した」と説明しています。
中国は去年、約60億ドル、9500億円相当の豚肉を輸入していますが、その半分以上はEUからだということです。
今回の調査はEUが中国から輸入する電気自動車に来月から追加関税を課すことへの対抗措置とみられます。
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