ウクライナのゼレンスキー大統領はロシア軍による今年最大規模の攻撃で多数の死傷者が出たことを受けて、「報復する」と述べました。
ウクライナの首都キーウで8日、国内最大の小児病院にロシア軍のミサイルが直撃しました。
ウクライナ各地への攻撃で少なくとも37人が死亡、けが人は170人以上に上るとみられます。
これを受けてポーランド訪問中のゼレンスキー大統領は、国連安全保障理事会の招集を求めていることを明らかにしたうえで、「ロシアに報復する」と述べました。
一方、ウクライナとポーランドの首脳は、新たに二国間の安全保障協定を締結しました。
協定にはウクライナ国外に一時的に住んでいるウクライナ国民らを対象とした志願兵の軍事部隊「ウクライナ軍団」をポーランド国内に創設することが盛り込まれました。
「ウクライナ軍団」はポーランドで訓練を行い、参加者はウクライナ軍と契約を結ぶことができるということです。
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