活性化する中古スマホ市場 販売台数 5年連続で過去最高【スーパーJチャンネル】(2024年10月5日)

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 新型のiPhoneが発売されてから2週間が経ち、中古のスマートフォン市場に注目が集まっています。拡大を続ける市場の舞台裏を取材しました。

■活性化する中古スマホ市場

 先月発売されたアップルの新型スマートフォン「iPhone16」。

購入者
「良いですね。やっぱり最新が一番良いですからね」

 アップルストアでの販売価格は最も安いモデルで12万4800円から。最高値で24万9800円となっています。

 新モデル発売後の今の時期、中古スマホを巡っても盛り上がりを見せています。

 東京・渋谷にある中古スマホの販売店を取材するとiPhone売り場に多くの人が。

フィリピンから “中古スマホ”購入客
「日本の中古品は良いですね」
「私の友人も毎回この店に買い物に来ています」

 中古スマートフォンの販売台数は272万台を超え、5年連続で過去最高を更新。今年度はおよそ315万台で15.5%増加すると予測され、その後も拡大するとみられています。

 この中古スマホの販売店での気になる価格は…。

ゲオモバイル渋谷センター街店 石川理人店長
「こちらがiPhone13。これは512ギガバイト。現在9万3280円で販売。いまこの商品をアップルストアで購入する場合、14万円ぐらいするので実際に価格差が5万円ぐらいある」

 中古スマホの需要がなぜ、増えているのでしょうか。

トルコ人の購入客
「高いお金を払いたくないから新しいのはまだ欲しくないんです」

 トルコでiPhone16の最も値段の高いモデルの価格は日本円でなんとおよそ52万円。

トルコ人の購入客
「トルコでiPhoneを1台買う金額で日本では3台買えるんです」

 結局男性はiPhone14Proを満足の価格、11万880円で購入。

 韓国人客が購入していたのは8年前に発売されたiPhoneSE。

韓国人の購入客
「古いiPhoneの方が可愛く撮れるので自撮りのために買いました」

 カメラが高性能な新モデルより少し劣る旧型モデルの方が写真に味わいが感じられることから購入することに。

 中古スマホは一体どうやって世に出るのでしょうか。

 この修理作業の現場で行われていたのは、バッテリーの交換作業。

ユウソリューションズ 池袋修理拠点 前田勇士拠点長
「サイズが小さいのでネジがなくなってしまったり、色んな種類のネジが付いているモデルもあるので、違うところに付けたりしないよう細心の注意を払っている」

 他に修理で多いのは画面のキズやへこみ、水没してしまった端末の復旧もあるそうです。

パックマーケット日本 山口亮代表
「日本の端末は非常にクオリティーが高いと色んな国の人が言っている。これからますます“中古スマホ”が普及していくと思う」

 きれいに使った中古スマホ。付属品・箱がそろっていればより高く売れるそうです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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