こにゃにゃちは
さて、10月10日の報道ステーションで
取り上げられたスポーツの
サイバスロンを紹介します。
サイバスロンって何?
ロボットの力を借りて繰り広げる競技大会である。
オリンピックが、己の肉体の限界に
チャレンジする大会。
パラリンピックは、不自由な肉体の
限界に挑戦する大会である。
そしてサイバスロンは、
科学技術の限界に挑む競技である。
科学的に人間の肉体的限界を
超えることと言える。
サイバスロンの語源
サイボーグ(cyborg)という単語と、
競技を意味するラテン語
アスロン(athlon)の合成で
サイバスロンと名付けられた。
サイバスロンの種目
- ブレインマシンインタフェース(Brain Computer Interface)
- 電気自転車レース(Functional Electrical Stimulation)
- ロボット義手(Powered Arm Prosthesis Race)
- ロボット義足(Powered Leg Prosthesis Race)
- パワー外骨格スーツ(Powered Exoskeleton Race)
- 機能性車いす(Powered Wheelchair Race)
の6種目がある。
今年のサイバスロン、10月8日開催は
スイスのチューリッヒで行われ、
米国、ドイツ、日本、韓国など
世界25カ国から、74チーム、
総勢約300人が同大会に参加した。
筋肉と連動した車いすレースや
が脳波でアバターを操作したりと
人体と科学が融合した競技を行った。
肉体の限界を科学が超えられるのか。
それを探ることができる大会になっている。
最先端のテクノロジーが、
勝負の行方を左右する。
サイバスロンオフィシャル動画
サイバスロンでは、
出場する障がい者は「選手」ではなく
「パイロット」と呼ばれる。
サイバスロン本競技は
日常動作をハイテクを使って競う
というポイントもある。
義手の競技では、
- ドアノブを回してドアを開ける
- 食器をトレーにのせて運ぶ
- 洗濯挟みを使って服を干す
- 食パンをナイフでスライスする
- 隣の部屋の机に置く
- ジャムの瓶のふたを開ける
など、ごく普通の動作である。
だが、障がい者にとっては、
かなりの難動作である。
それを、科学技術を駆使し、
容易にできる事を目指している。
サイバスロンの意義
出場し競い合うことで
さらに技術が磨かれ、
障がい者の生活の向上したい
という思いがあるそうだ。
さて、世界の最高峰の技術を
垣間見ることができるだろうか。
今後、しっかりと注目したい。
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