銀行の貸し手責任を問う会の全面的な協力で実現した、デモクラシータイムス取材企画。
銀行って、預金者の味方、銀行員はにこやかで腰が低く、堅実で頼りになり、信用できる。そういうイメージとは異なり、親しい銀行、銀行員の話を信じて本来必要のない借り入れをした結果、利益が得られなかっただけでなく、預貯金も自宅も給料も失った人々がいます。相続税対策に変額保険を、資産運用もかねてアパート経営を、と勧誘のセリフは様々でした。
その中に、銀行に裁判を起こされて負け、それでも、こんな話はおかしい、銀行には、金融業者として適正な融資をし回収の可能性を判断する貸し手としての責任があるのではないかと、法改正や裁判手続きの見直しを求めている人々がいます。
このシリーズは、「銀行の貸し手責任を問う会」の方々の実体験を通じて、公的存在であるはずの銀行の歪み、銀行を通じて預金者消費者に転嫁される金融政策の問題点を議論し、法改正と司法の改革の必要を明らかにします。
第一回は、支店長に懇願されてう回融資に協力した近郊の旧家が父子二代にわたり苛烈な取り立てにあい、すべての財産を競売されるに至った話。
出演は、山田厚史、荻原博子、山岡淳一郎。
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