緊急事態宣言のもとで生活が追い詰められている人びとの中には、母子家庭のお母さんと子どもたちがいます。もともと約半数が貧困層に属し、多くのシングルマザーたちが低賃金で不安定な雇用形態のもとで働かざるをえなかったところに、新型コロナウイルス感染症拡大の影響はただちに押し寄せました。
「今日はお雑炊じゃないんだね」米2キロの支援を受けたあるご家庭のお子さんの言葉です。何十万世帯もの母子家庭で、育ち盛りの子どもたちがお腹をすかせています。お母さんたちが「ダイエット」をしています。
シングルマザー支援団体、しんぐるまざあず・ふぉーらむの赤石千衣子さんのお話から、この社会がもともと持っていた脆弱性、そしてコロナ禍で困難に直面している人びとの実態、さらには政治は今何をすべきかを考えます。
支援や相談を必要としているお母さんたち、協力できることを探している方々、しんぐるまざあず・ふぉーらむにアクセスしてください。
https://www.single-mama.com
(4月16日収録)
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