JKに救われた武漢の工場 「日本の制服」が大ブーム(2021年2月3日)

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ANN
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中国・武漢で、コロナで窮地に陥った工場が日本の「あるもの」のおかげで息を吹き返したというのです。

 取材班が向かったのは、武漢市の郊外。その工場では女性たちが寒さに耐えながら熱心に手を動かしていました。

 チェック柄の布にブラウス。どこかで見たフォルムです。何を作っているのか聞いてみると、スタッフが口をそろえて「JK」と呼ぶ、それは・・・。

 そう、日本の女子高校生の制服。コロナで受注が激減し、窮地に陥った武漢の工場は、JKで息を吹き返していたのです。

 武漢加十分服飾有限公司・向京艶社長:「以前は、中国の制服を作っていましたが、コロナの後、JKの注文を受けて生産を始めました。すべてのJKがよく売れます。多い時は一日2万から3万着を出荷しています。JKは太陽です。私たちの進む道を照らしてくれます」

 一体、なぜここまでJK制服が売れるのでしょうか。その理由は、日本の学校から大量発注があった、という訳ではありません。

 武漢市のJK専門店を訪ねると、そこには若い女性の姿が・・・。

 実は今、中国では若者の間で日本の制服が大ブームになっているのです。

 中国ではJK制服を含む“二次元ファッション”の市場規模が170億元、日本円にして2700億円にも膨れ上がり、JK販売店は9万店を超えるといわれています。

 コロナ禍でも、中国の去年のGDP(国内総生産)は2.3%のプラス成長。その一端を日本のJK文化が担っているかもしれません。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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