中国国防費が去年比6.8％増加　コロナでも軍備増強(2021年3月6日)

中国政府は今年の予算案で国防費を去年より6.8％多い22兆円余りと発表しました。新型コロナウイルスの感染拡大で経済が減速するなかでも軍備の増強は続いています。

　中国政府は5日、全人代（全国人民代表大会）で今年の予算案を発表し、国防費について去年より6.8％多い1兆3553億人民元、日本円で22兆円余りと明らかにしました。

　去年からの増加額は約873億人民元、日本円で1兆4500億円余りです。

　習近平国家主席は今世紀半ばごろまでに「世界一流の軍隊」を作るという目標を示していて、国産空母の建造など軍備の増強を続けています。
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