先月、成田空港に到着した60代の男性がフィリピンで報告されている新型コロナの変異ウイルスに感染していたことが分かりました。
厚生労働省によりますと、60代の男性は先月26日にフィリピンから成田空港に到着しました。
男性に症状はなく、現在は施設で療養していて、濃厚接触者はいないということです。
国立感染症研究所によりますと、検出されたウイルスはフィリピンで複数報告されているもので、イギリスや南アフリカ、ブラジルで流行しているウイルスと同じ変異が確認されていることから同程度の感染力とみられるということです。
感染研はワクチンの効果にも影響があるとみています。
フィリピン以外でこのウイルスが確認されたのは初めてで、厚労省は今後、フィリピンを変異ウイルスの流行国に指定するなど水際対策の強化を検討するとしています。
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