新型コロナの変異ウイルスが広がり、第3波に苦しむフランスはパリなどで3度目のロックダウンを実施することを決めました。
フランスのカステックス首相は18日、パリを含む首都圏など16の県が20日から少なくとも4週間のロックダウンとなることを発表しました。
移動できるのは自宅から10キロまでで、理由を示す証明書が必要となり、県をまたぐことは原則として禁止されます。
また、生活必需品以外の店は閉鎖されます。
フランスでは一日あたりの新規感染者が3万人を超えているほか、パリで集中治療室の占有率が105%となるなど感染の第3波を迎えています。
背景には感染者の73%を占めるまでに拡大しているイギリス型の変異ウイルスがあり、フランス政府はさらなる規制も辞さないとしています。
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