選択的夫婦別姓の導入を巡り、自民党内で早期実現を目指す賛成派の議連が初めて結成され、設立総会が開かれました。
自民党・浜田元防衛大臣:「我々がここに、これだけの人数がいるということをしっかり示させて頂くことが大変、重要。時代にしっかりとマッチした形で、この世の中は変わっていくべきだという思いを主張しながらやっていきたい」
新たに立ち上がったのは「選択的夫婦別氏制度を早期に実現する議員連盟」です。
会長には浜田元防衛大臣が就任し、野田幹事長代行や竹下元総務会長らが出席しました。
100名以上の国会議員が参加を表明しているということです。
若者を中心に導入を求める世論が高まっていることから、秋までに行われる総選挙に向けて前向きな議論をアピールする狙いがあります。
一方で、選択的夫婦別姓に反対する自民党議員も来月1日に新たな議連を立ち上げることが分かりました。
トップは中曽根元外務大臣で、高市前総務大臣らが呼び掛け人となっています。
結婚前の氏の「通称使用」を拡大することで、不利益をなくしていくとしています。
自民党では来月2日から石原元幹事長のもとで選択的夫婦別姓についての議論が再開されます。
賛成派と反対派の議連は、それぞれがこの党での議論に影響を及ぼしたい考えです。
両者はこれまで激しく対立してきた経緯があるだけに、党内からは割れているように見えるのはよくないとの声も漏れています。
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