ミャンマー国軍から空爆を受け、けがをした7人が川を渡って隣国のタイに入り、病院に保護されました。一方、避難しようとした約2000人はミャンマー側に退去させられました。
ミャンマー国軍は、少数民族カレン族の武装勢力が拠点を置くミャンマー東部のカイン州を3日連続で空爆し、1万人以上がタイに避難しようとしています。
30日午後には爆撃でけがをした7人を乗せた船が国境の川を渡って、タイのメーホンソン県に到着し、病院に保護されました。
一方、避難してきた約2000人は国境を警備するタイ当局によってミャンマー側に退去させられています。
タイのプラユット首相は「武器などを使って無理矢理退去させたわけではない。さらに事態が悪化すれば対応を考える」と説明しています。
ミャンマーでは連日、国軍の弾圧が続いていて、死亡した人はクーデター以降、510人に上っています。
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