ワクチンに関して接種したかどうかで行動が制限される、いわゆる「ワクチンパスポート」の実証実験がイギリスで始まりました。日本では導入されるのでしょうか。
いわゆるワクチンパスポート。例えば、大規模なイベントなどでどのように人々の陰性をチェックするのかスタジアムを使った実証実験です。
ワクチンパスポートといっても証明するのは陰性かどうか。36時間以内に受けた検査の結果を示す必要があります。
実証実験に参加するステファニー・ヘイデンさん(47)。政府が招待した4000人のうちの1人です。携帯電話に送られてくるメッセージを入場ゲートで見せればOK。というわけで、日も沈みスタジアム内ではサッカーの試合が始まりました。実はヘイデンさん、ワクチンパスポートは差別の助長につながると反対の立場。
一方、すでに実用化されている国もあります。
ワクチンパスポートはコロナ後の社会のスタンダードになるのか。日本政府は海外渡航者が渡航先の国から求められた場合などに発行することを検討するとしていますが、国内での接種証明の活用には消極的な立場です。
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