ワクチン接種が世界で最速ペースのイスラエル。屋外でのマスク着用義務が解除され、「コロナ前」の日常生活が戻りつつあります。
イスラエルでは、「ワクチン接種」が進んでいることなどを理由に18日から、屋外でのマスク着用の規制が解除されたのです。
イスラエル在住、フリーアナウンサー・新田朝子さん:「きょうも30度を超えていて、あしたも36度の最高気温の予想、そういった意味ではマスクを着けて外出するというのも、かなり苦痛な部分があった。それが解除されるというのは、ほっとしているような気持ちです」
そう話すのは去年7月からイスラエルに留学している、フリーアナウンサーの新田朝子さんです。
徐々に戻りつつある日常。イスラエルでは人口の54%がすでに2回のワクチン接種を終えていて、一日あたりの新規感染者も最近では200人前後となっています。
スムーズに接種が進んだ要因の一つは「国民皆保険制度」にあるそうです。新田さんによりますと、接種は保険制度を運営する公的な団体が担っていて、去年12月下旬から加入者の医療データをもとに優先度の高い人を割り出し、積極的に呼び掛けていたといいます。
新田さんは2月上旬に1回目、3月上旬に2回目のワクチンを接種しました。すると、状況も変わってきました。
2回の接種を終えた人には「グリーンパス」と呼ばれる証明書が発行されます。それがあると、スポーツジムやレストランでの店内飲食が可能となります。
屋外でのマスク着用の規制解除に合わせて学校での授業も1年ぶりに再開されました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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