“宣言”効果は?五輪開催は?“コロナ”国会論戦(2021年5月10日)

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国会では10日、政府の新型コロナへの対応について菅総理出席のもと、集中審議が行われました。

立憲民主党・枝野幸男代表:「根拠なき楽観論に立って対応が遅れて、同じ失敗を繰り返してきたこと。適切な対応をしていたら、救えた命も少なからずあったと思います。総理、このことについての反省はありますか。なぜ総理は根拠なき楽観論に立てるのですか」

菅総理:「政府としては、そうした政府の分科会という、政府に対して最も影響力のある中で、専門家の皆さんからのご意見を頂いたなかで、私どもが判断をさせて頂いてます」

東京五輪についても問われました。

立憲民主党・山井和則衆院議員:「『感染急増』ステージ3、『感染爆発』ステージ4、その時にも五輪はやるんですか」

菅総理:「開催にあたっては、選手や大会関係者の感染対策をしっかり講じ、安心して参加できるようにするとともに、国民の命と健康を守っていく。これが開催にあたっての基本的な考え方です」

立憲民主党・蓮舫代表代行は、東京オリンピックの開催が、医療体制をさらに圧迫するのではないかと指摘しました。

立憲民主党・蓮舫代表代行:「(五輪)指定病院にオリパラ大会のオリンピック選手と日本人の搬送困難事由の人が来られた場合、どちらが優先されるんですか」

菅総理:「海外の選手には、行動規範を原則として宿泊施設および競技会場などに限定します。そのうえで、一般の日本人との接触を厳に回避するため、それぞれの場所での動線分離を徹底・・・」

野党は「総理が質問に直接答えていない」として、審議は一時中断しました。

立憲民主党・蓮舫代表代行:「日本国総理大臣として答弁はたった一つですよ。『国民が優先される』でしょう。守るべき命は国民じゃないんですか」

医療崩壊についても問われました。大阪府では現在、重症病床の使用率が96.4%に達しています。

国民民主党・玉木雄一郎代表:「現状は医療崩壊が起きているんですか。起きていないんですか。お答えください」

菅総理:「特に大阪・兵庫においては、医療提供体制が極めて厳しい状況が続いていると認識しています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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