パレスチナとイスラエルの衝突が激化し、近年では最悪となっています。
イスラエル軍による空爆は日に日に激しさを増し、逆にイスラエルを狙ったロケット弾が、一日に数百発飛び交っています。空襲警報が昼間も鳴り響く状況です。
これまでに、イスラエルでは市民6人が死亡。一方、ガザ地区での死者は50人を超え、その4分の1が子どもです。
引き金となったのは、聖地エルサレムです。
ラマダンが始まった先月から、イスラエルが占領している東エルサレムでは、イスラム教の聖地を訪れるパレスチナ人とイスラエルの治安部隊との間で小競り合いが起きていました。
そこに、イスラエル側がバリケードを設置したことが、火に油を注ぎます。
そして、イスラエルが東エルサレムを占領した記念日である10日、300人以上が負傷する大規模な衝突が発生。イスラム原理主義組織『ハマス』は、イスラエルへの攻撃を開始しました。その一部がエルサレム近郊に着弾し、イスラエルも報復に出ました。
今のところ、双方とも攻撃の手を緩める様子はありません。
15日には、パレスチナ人が故郷を追われた『ナクバの日』を控えていて、衝突のさらなる激化も懸念されています。
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