所得1.6億円隠し脱税馬券購入か　運送会社社長逮捕(2021年5月18日)

　横浜市の運送会社の社長が約1億6000万円の所得を隠して脱税したとして横浜地検に逮捕されました。

　横浜市中区の運送会社「呉羽」の社長・田代真樹容疑者（50）はおととしまでの3年間で約1億6000万円の所得を隠し、法人税など約3860万円を脱税した疑いが持たれています。

　関係者によりますと、田代容疑者は外注先のトラック運転手が自己負担しているガソリン代などの費用を経費として計上し、脱税していたということです。

　脱税で得た金は競馬の馬券の購入に充てていたとみられ、これまでの任意の調べに「所得を圧縮したわけではない。勘違いしてただけ」などと容疑を否認していました。
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