木村花さんが亡くなった後にSNSで誹謗(ひぼう)中傷したとして、投稿者の男性に約129万円の支払いが命じられました。男性は最後まで裁判には現れませんでした。
去年5月、22歳という若さで自ら命を絶った、女子プロレスラーの木村花さん。フジテレビの番組「テラスハウス」に出演していたなか、SNS上で誹謗中傷を受け、その後、自殺しました。
しかし、花さんが亡くなったあとも中傷は続きました。長野県在住の男性が匿名でツイッターに投稿した書き込みは、花さんの死を喜ぶような内容でした。
母親の響子さん側は男性に対し、限度を超えた侮辱行為で遺族の心情を傷付けたとして約294万円の損害賠償を求めて提訴。
しかし、男性側は出廷せず答弁書の提出もないまま、裁判は先月、結審しました。
こうしたなか、今月19日、東京地裁が言い渡した判決は、男性に対し慰謝料50万円のほか、発信者情報開示の費用など合わせて129万2000円の支払いを命じました。
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