日本でも感染が確認されたインド型の変異ウイルスについて、イギリスの保健当局が22日、ファイザー製とアストラゼネカ製のワクチンがどちらも有効だという研究結果を公表しました。
イングランド公衆衛生庁の発表によりますと、ファイザー製のワクチンの場合、2回目の投与を終えてから2週間が経過した後の有効性は88%に上りました。
また、アストラゼネカ製では60%の有効性を示しました。
ただ、どちらのワクチンも1回目の接種から3週間が経過した時点では有効性は33%にとどまりました。
イギリスのハンコック保健相は「新型コロナと変異ウイルスから身を守るためにワクチンを2回接種する重要性は明確である」と強調しました。
イギリス政府はインド型への対策として、50代以上や基礎疾患のある人については1回目と2回目の接種の期間を従来の12週間以内から8週間以内に前倒しする方針を決めています。
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