接種予約に「空き」首都圏3県 28日から受付前倒し(2021年5月27日)

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とれたてのバズった話題をお届けする「トレバズ」のコーナー。

(大木優紀アナウンサー)
今日はこちら、大規模接種のスケジュールが急遽変更になりました。見ていきましょう。

東京・大手町の大規模接種センターのスケジュールを振り返っていきますと、まず予約開始そして接種が今開始されているのが東京都の中でも23区にお住まいの高齢者の皆さんでした。そして24日から予約開始となったのが東京都全域に居住する高齢者の方々、そして
5/31に予約開始になる予定だったのが、東京・千葉・埼玉・神奈川の65歳以上の皆さん・・・というスケジュールだったんですが、ここに変更が出ました。予約変更が早まって28日から、それに伴って接種開始も31日からとなりました。なぜこのような変更となったのでしょうか?

実は、午後5時ごろの中山防衛副大臣への取材でこんな言葉が。「(東京会場は)予約枠に余裕がある」ということなんです。実は大規模接種センターの予約状況は東西で差が出ているんです。

西の大阪は、枠が3万5000件で受付開始30分で予約がいっぱいになりました。一方
東京は枠自体が7万件と倍あることもあって午後3時時点で約5万2000件の予約が埋まっている。ということは・・・約1万8000人の予約が空いているんです。これによって急遽スケジュールを早めたということなんです。

(小松靖アナウンサー)
自治体の予約があれだけ早くいっぱいになっていたことを考えると、大規模とはいえ、すぐ埋まるんだろうなと思ってただけに意外ですね。

(大木アナ)
その意外な背景を具体的に見ていきましょう。八王子にある「館ケ丘団地」の事務局長の方に伺いました。こちらの団地では高齢者の予約サポートを自治会で行っていまして、実際に予約を手伝ってもらった170人のうち、なんと!全員が地元での接種を選択なさったんです。タイミングによっては、大手町の大規模接種センターに行った方が早く打てるケースがあるにも関わらず、全員が地元での接種を選んだそうです。なぜ地元の接種を選ぶ方が多かったのか?その理由がやはり「遠さ」だったんですね。この団地から大手町の接種会場まで行くと1時間半以上かかってしまうようなんです。

(林美沙希アナウンサー)
高齢者じゃなくても結構な距離ですよね。

(大木アナ)
行って帰って来てって考えると、付き添いの必要な方もいらっしゃいます。その付き添いの方にも1日空けてもらわないといけない、それは申し訳ないと感じる方も多かったようです。また、さまざまなケースで体調不良などあった場合もすぐに家に帰れないという不安を訴える方もいらっしゃった。理由はこの距離にあったんですね。

(小松アナ)
東京都の方はもちろんご存知だと思いますけど、八王子は都心からだと1時間くらいはかかりますからね。

(大木アナ)
その点、ちょっと今度広がる神奈川・埼玉・千葉は交通のアクセスによっては、非常に大手町に便利な方もいるので、今後は遠さに不安がある方は地元で、とにかく早く打ちたいという方は大手町へ行くなど、大規模接種センターをうまく利用して混雑の分散につなげたいですね。

(小松アナ)
混雑の分散が目的の一つでもありますしね。

(大木アナ)
1都3県の65歳以上の高齢者は約907万人いらっしゃいますから、やっぱりうまく分散して、全体として効率アップしていくのが大切なのかなと思います。

あと、この変更に対応するため、予約サイトなんですが、28日午前0時ごろから午前11時ごろまで停止するということなのでお気をつけください。以上、今日のトレバズでした。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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