神戸市で新たな変異ウイルスが確認されました。
神戸市によりますと、新たな変異ウイルスへの感染が確認されたのは神戸市内に住む海外渡航歴がない50代の男性です。
男性は先月17日に腹痛などの症状があり、PCR検査をしたところ陽性が判明し、イギリス型の変異ウイルスへの感染が確認されました。
その後、遺伝子の情報を調べるゲノム解析を行ったところ、31日になって従来のイギリス型にはない変異を持つウイルスであることが分かりました。
国立感染症研究所によりますと、この変異ウイルスが確認されたのは国内で初めてだということです。
この変異ウイルスは感染力や重症化リスクが高いとされるイギリス型の特徴を持ち、さらにワクチンの効果を弱める可能性があるということです。
神戸市によりますと、ウイルスは男性の体内で変異したとみられ、濃厚接触者も陰性が確認されているため感染が広がる可能性は低いということです。
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