東京オリ・パラ大会　ボランティア約1万人辞退(2021年6月3日)

　東京オリンピック・パラリンピックの大会ボランティア約1万人が辞退していたことが分かりました。

　組織委員会の武藤事務総長は2日、これまでに大会ボランティア約1万人が辞退したことを明らかにしました。

　大会ボランティアについては今年2月、森前会長が女性蔑視とも取れる発言をして以降、辞退者が出始めていましたが、武藤事務総長はそれぞれに理由を確認していないものの「コロナへの不安があることは間違いない」と述べました。

　一方で、オリンピックとパラリンピックを兼務するボランティアもいて、必要とされる8万人がすでに確保されていることから「特段運営には問題はない」と話しました。
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