五輪開幕に期待のホストタウン 一方、大きな懸念も(2021年6月28日)

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ANN
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 東京オリンピックの開幕まで25日、政府は水際対策の強化に乗り出しました。選手を受け入れる街では期待と不安が入り混じっています。

 すったもんだがありましたが、ホストタウンも徐々に盛り上がって来たようです。

 栃木県小山市では水球のハンガリー代表を受け入れます。選手ら39人が来月17日からキャンプを行う予定です。

 小山市内にあるハンバーグが売りの飲食店。時節柄、ハンガリーの選手が来店することはなさそうですが、期待を寄せています。

 外食控えもあり、売り上げは3割ほど減るなか、関係者のお弁当などオリンピックを起爆剤にと考えています。

 市役所でもマスクやシールドなど準備が進んでいました。そのなかには、もう一つの国の準備もありました。

 実は小山市ではハンガリー選手団とともにウエイトリフティングのナイジェリア代表も受け入れる予定でした。

 ただ、そのナイジェリアは実はまだ、オリンピックに出場できるかどうか分かっていません。

 ナイジェリアの国旗はどうするのでしょうか。

 小山市教育委員会国体推進課東京オリ・パラ推進係、押田奈津子主事:「日の目を見ないままは少し悲しい・・・。ウエイトリフティング以外のナイジェリアチームを受け入れる(千葉)木更津市に送りたい」

 直前になり、ホテルは対応に追われています。

 小山市にある国際第一ホテルは動線や食事の場所など様々な対策を練っていました。

 ナイジェリア選手団の受け入れ断念の方向となり、一般客の予約を受け入れることにしました。

 羽田空港で空港検疫の現場を視察した菅総理大臣。水際対策に絶対の自信を示しました。移動時の対応を協議するとしています。

 移動を担うバス会社も準備は進んでいます。

 現在、オーストラリアのソフトボールチームの送迎を担うバス会社「北関東観光」は普段、北関東を中心に営業していますが、オリンピックでは都内の輸送も担うためDVDで研修、イメージトレーニングです。

 ウガンダ選手団を送迎したバスの運転手が濃厚接触となったため慎重に対策を練っています。

 ただ肝心の、誰を乗せ、いつ・どこに送迎するかは分かっていません。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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