土石流の発生から6日で4日目。生存率が大きく下がるとされる72時間が経過しました。安否が分かっていない人は29人に上り、現場では再び雨への警戒が強まっています。
静岡県熱海市は雲に覆われて時折、弱い雨が降った6日。生存率が大きく下がる72時間が過ぎました。
依然、29人の安否が確認されていないなか、6日午後になって警察がさらに6人の安否が分からないとしたのです。
熱海市伊豆山地区。6日、1100人態勢での捜索が続くなか、立ち入りなどが規制される範囲が狭められ、より被害の状況が明らかになりました。
土石流による被害では、これまでに女性4人の死亡が確認されています。静岡県は5日夜、安否が確認できていない64人のリストを公表。すると、本人や知人と連絡が取れて41人の所在が確認できたといいます。
その後、不明者が6人追加されて現在、安否が確認出来ていないのは29人です。
また、警察によりますと、この他に氏名公表の承諾を調整中の安否不明者が6人いるといいます。熱海市などは引き続き情報提供を呼び掛けています。
一方で、住民から聞かれるのは少しでも早くライフラインが復旧することを望む声です。一人暮らしの87歳の女性は足が悪く、避難所に行けないといいます。
被害の遭った伊豆山地区の周辺では断水が続いていて、給水所が設置されています。
ガソリンスタンドでも断水してしまっています。たまたま隣の家が水が止まっていなかったため、水を分けてもらっているそうです。
職員が高齢者の手を取り、バスに乗せています。介助が必要な人を別の施設に移すということです。介護が必要な人が避難所からグループホームに移動しました。
※最新の情報は静岡県のHPをご確認下さい。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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