福島第一原発の処理水放出について、東京電力が海底トンネルを掘ってパイプを通し、沖合約1キロ先に放出する案を選択したことが分かりました。
政府と東電は放射性物質「トリチウム」を含む処理水を国の基準の40分の1にあたる1リットルあたり1500ベクレルまで大幅に薄めて海に放出する方針です。
放出にあたっては、第一原発の沖合へ放出する案と沿岸に放出する2つの案を検討してきましたが、より処理水が拡散しやすくなる海底トンネルを掘ってパイプを通し、沖合約1キロの海底から放出する案を選択したということです。
9月にも海底の調査を始めるとともに、原子力規制委員会に計画案を申請します。
ただ、海洋への放出には地元の漁業者らが強く反発しています。
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