温帯低気圧に変わるとみられていた台風14号ですが、16日に再び発達して、17日に九州北部に上陸する見通しです。
■宮崎・目前の斜面が突然「崩れよる!」
16日、宮崎市で撮影された動画。至る所で、階段から勢いよく流れ落ちる雨水。限界を超えた側溝は、まるで噴水のようです。
道路の冠水も相次ぎました。トンネルは片側1車線が完全に水につかり、走行する車は、ヘッドライトがほとんど隠れています。
また別の場所では、目の前の斜面が突然、崩れました。
宮崎市では16日昼前、河川の氾濫や土砂災害の危険性が高まっているとして、一部地域に警戒レベル5の「緊急安全確保」を発令しました。
この雨をもたらしたのが台風14号。当初、温帯低気圧に変わるとみられていましたが、再び発達して、台風のまま、17日に九州北部に上陸する見通しです。
■川の穏やかな清流が“激しい濁流”に・・・
宮崎市の野島地区では、土砂崩れが発生。巨大な石が今にも落ちそうな状況でした。
市内を流れる野島川です。普段は穏やかな清流が、川沿いの道路をのみ込み、道路の舗装を流すほどの濁流となりました。
接近前から大雨をもたらしている台風14号。JR西日本は、17日の午後から、山陽新幹線の広島―博多間で計画運休を予定しています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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