「客足戻るか」“時短解除”も・・・飲食店は期待と不安(2021年10月22日)

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ANN
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 22日、東京都では今年最も少ない26人の新型コロナウイルスの新規陽性者が確認されました。25日から時短営業を解除される飲食店では、お客さんが以前の状態に戻るのか期待と不安が入り混じっています。

 時短営業の貼り紙は通常営業の貼り紙にチェンジ。

 さざんか亭六角店・新司吉彦店長:「(売り上げが)落ち込んでいた分、取り戻してもらわんと困る」

 兵庫と京都では時短営業などの要請が22日から全面解除となり、ほぼ通常営業に戻りました。

 一方、25日から解除される東京。22日の新たな感染者は今年に入って最も少ない26人でした。

 居酒屋花門・コルドバッチェマンスールさん:「これ以上入んないかな?もうちょっと入るね」

 メガ盛りが自慢の都内の居酒屋「花門」。時短要請解除を前に、お祝いムードかと思いきや・・・。

 居酒屋花門・コルドバッチェマンスールさん:「すべて高くなっている。玉ねぎ2000円で買っていたのが3000円」

 今、コロナに加えて野菜の高騰・・・。二重苦です。また、解除の時期も早いと感じているようです。

 居酒屋花門・コルドバッチェマンスールさん:「12月、1月が稼ぎ時。これで11月(時短要請が)解除されてコロナ増えて、12月に緊急事態宣言になったらショック。飲食店は死にますね」

 香ばしい香りが漂う東京・板橋区の焼き鳥店。客を呼び戻す秘策が・・・。

 焼鳥酒場鶏のから騒ぎ・山田耕路店長:「深夜営業を少ししようかと思って届けを出してきました」

 コロナ以前は午後11時までの営業でしたが、今後は金曜と土曜は深夜まで店を開けることに。急きょ、深夜営業の許可を取ったそうです。

 ただ、客足が戻るかは未知数だといいます。

 焼鳥酒場鶏のから騒ぎ・山田耕路店長:「やはり皆さんまだ不安だと思うので・・・入りたそうに店の入り口をのぞいて帰られるのが現状」「(Q.期待していますか)なんとも言えないですけど」

 一方で新規感染者数が下げ止まっている沖縄では時短要請の解除を見送っています。

 世界でも冬を前に感染が再拡大・・・。

 順天堂大学大学院・堀賢教授:「イギリスではマスクをしなくてよいとか、会食に関する制限を全部とっぱらってしまった。それによってまたリバウンドが始まってきています」

 7月に行動制限が解除されて以降、初めて一日の感染者数が5万人を超えました。

 順天堂大学大学院・堀賢教授:「日本でも第6波は必ずやってきますし、新型変異株がこないとも限らないので、油断しないことが大切ですね」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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