LGBTなど性的少数者の理解増進に向けた法案を巡り、自民党が本格的に議論を始めました。出席者からは慎重な意見が相次ぎ、取りまとめは難航が予想されます。
自民党・稲田氏：「反対される方が結構、多かった。理解増進法を作るべきだっていう意見は良かったんじゃないかというか、そこに反対される方はいなかった」
自民党・西田氏：「G7までにやるとか期限を区切ってやること自体に意味があるのかと。社会の根幹、家族そのものに関わる問題だからそこは慎重にやるべきだ」
自民党は「理解増進法案」について、2年前にまとめた原案に新たに「不当な差別は許されない」などの文言を盛り込みたい考えです。
28日の会議では、法案に「差別」を明記することへの慎重意見や「期限を区切らずに議論すべきだ」といった意見が相次ぎました。
来月8日に再び議論する方針です。
自民党は党内の議論をまとめたうえで野党側の合意を取りつけ、来月前半にも国会に提出したい考えですが、来月のG7サミットまでの成立は困難な見通しです。
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp
コメント