陸自3人死傷銃撃事件　守山駐屯地で“送る会”(2023年6月22日)

　陸上自衛隊の射撃場で隊員3人が銃で撃たれ死傷した事件で、死亡した2人の遺体を乗せた車が同僚らに見送られ、所属する守山駐屯地を後にしました。

　殺人の疑いで送検された自衛官候補生の男（18）は14日、射撃訓練中に八代航佑3等陸曹（25）に小銃を発射し、殺害した疑いが持たれています。

　菊松安親1等陸曹（52）も死亡し、別の隊員1人も重傷です。

　21日、死亡した2人が所属する守山駐屯地ではおよそ500人が参列し、送る会が行われました。

　関係者によりますと、候補生の男は逮捕直後の調べに「弾薬を奪うために邪魔な人を撃った」などと供述していましたが、15日の送検後は取り調べに応じず、ほぼ黙秘しているということです。
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