今年初37℃到達 全国62地点「猛暑日」 プール授業後児童6人熱中症か 搬送相次ぐ(2023年7月7日)

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ANN
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 東京都内では7日午後3時までに、熱中症とみられる症状で16歳から97歳までの男女26人が病院に搬送されました。東京消防庁によりますと、26人のうち男性が20人で女性が6人でした。症状別では、重症が2人、中等症が9人、軽症が15人だということです。

■全国各地で熱中症搬送 相次ぐ

 病院に救急車が到着します。運ばれたのは、朝から炎天下で作業をしていたという男性。男性は、異常な発汗、喉の渇き、こめかみの痛みなどの症状があったといいます。熱中症とみられます。

 埼玉慈恵病院 藤永剛副院長:「いらした時にシャツがびしょびしょで思わず救急隊に聞いた。『冷やすために濡らしたんですか』。そうではなく本人の発汗だけで大量に汗をかいていた。脱水が強かったですね」

 救急車はここにも。千葉市内の小学校です。プールの授業の後に児童が体調不良を訴え、うち6人が病院に搬送されました。2人は呼吸の苦しさや腕の痺れを訴えているということです。

 少し外に出ているだけで危険な暑さ。都内でも今年初の猛暑日です。練馬や八王子で35℃を超えました。はるばる千葉から練馬まで走ってきたという男性。

 千葉から練馬まで走った男性:「(Q.この暑さのなか走ろうと思ったのは?)達成感」

■新潟37℃ 全国62地点「猛暑日」

 全国で観測された猛暑日の地点は今年最多を更新しました。

 日本一危険な暑さだったのは新潟県。今年、全国で初めて37℃に到達しました。東北も過酷な暑さになりました。まだ梅雨明け前ですが、福島市はすでに2度目の猛暑日です。最高気温は36.9℃。今年一番の暑さになりました。

 木陰に入り、日差しから逃げる人…。外国人グループは、熱心に気温計を撮影しています。常夏のマレーシアより日本の暑さは厳しいと驚いていました。

 市内で果樹園を営む男性。モモの出荷を今月中旬に控え、暑さに警戒しながらの作業となりました。

 やまに果樹園 渡辺忠さん:「朝4時からやっています。モモは待ってくれないのでやらないと。(水を)飲みながらやらないと」「(Q.どのくらいの頻度?)30分に1回くらいかな」

 心配なのは熱中症です。

 危険な暑さは、全国屈指の温泉街にも…。兵庫県豊岡市の城崎温泉。朝からうんざりするような暑さです。温泉街もひっそりとしています。猛暑日に迫る気温のなか、熱中症への警戒が呼び掛けられました。

 救急車からのアナウンス:「熱中症予防には水分補給が大切です」

 兵庫・赤穂市から来た人:「きのうは湯村温泉。きょうはここ(城崎温泉)。道路の照り返しで暑い。普段帽子はかぶらないが、きょうはかぶる」

 浴衣で暑さをしのぐ外国人…。早めに買い物を済ませた人も。

 地元の人:「きょうは暑い。昼から出ない、一回買い物に行ったら」

 ビーチでは異変が起きていました。それもそのはずです。サーモカメラをのぞいてみると…砂浜の表面温度は、ゆうに40℃を越えていました。

 大阪から来た人:「めっちゃ暑くて(海の)中入ったら寒かった」「(Q.海の中は)気持ちいいです」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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