“危険な暑さ”熱中症疑いで搬送も…猛暑日最多62地点 気象庁「週末は大雨に警戒を」(2023年7月7日)

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ANN
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危険な暑さが続いています。7日に猛暑日となったのは、全国で今年最多の62地点に上りました。

7日、全国で一番気温が高かったのは、新潟市。37.0度まで上がりました。東京都内も朝から気温が上がり、練馬と八王子で35度を超え、初の猛暑日となりました。関東では、今年最高の暑さとなった地点が続出。埼玉県で一番暑かった熊谷市では、36.5度を観測しました。

熱中症の疑いで搬送されてきた、50代の男性。午前8時から、屋外で作業していたといいます。体調が悪くなったのは、それから約3時間半後。男性は、あまり水分補給をしておらず、脱水がひどい状態でした。

千葉市の小学校では午前11時40分ごろ、「プールの授業後に、児童が体調不良になった」と、119番通報がありました。消防によると、4年生の児童6人が搬送されました。熱中症の可能性もあるとみられています。

午後1時過ぎ、大阪市の小学校から「体育の授業中にリレーをしていて、熱中症疑いの児童が複数人いる」と消防に通報がありました。消防などによると、6年生17人が熱中症の症状を訴え、女子児童12人が病院に搬送されました。

暑さに加え、警戒が必要なのは、週末の雨です。

気象庁・立原秀一主任予報官:「特に8日土曜から9日日曜は、前線の活動が活発となり、九州北部や中国地方から北陸を中心に、雨量がかなり多くなる。大雨に対する危機感・警戒感を高めていただきたい」

3日の大雨で、多くの被害が出た熊本県。道路が崩落した現場では、週末の大雨に備えて、2次災害を防ぐための作業が急ピッチで行われています。

近所の住民:「自分も農業やっていて、この道で毎日通っている。早く元通りの道に戻ってほしい。(Q.週末は再び雨という予報)これ以上の被害が出ないことを祈っています」

同じく、3日の大雨で住宅街が冠水した、福岡県久留米市。市内のラーメン店『しのわ』は、厨房まで水に浸かりました。

『しのわ』店主・稲益誠之さん:「じゃぶじゃぶという感じで。慌てて全部荷物を上げて」

裏口の方が、土地の高さがあるので、過去、水が入り放題だったといいます。そのため、浸水防止用の仕切りを設置してもらいましたが、今回は排水溝から逆流してきました。

『しのわ』店主・稲益誠之さん:「7~8年前から毎年のように。それまでは何もなかった。雨の量が多くなったのはあるかもしれない」

店の入り口は、止水板で対策します。

『しのわ』店主・稲益誠之さん:「降るか降らないかは分かりませんから、降らないように祈るだけです」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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