九州・中国地方の激しい雨続く 最大6県で土砂災害警戒情報(2023年7月9日)

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 活発な梅雨前線の影響で九州北部や中国地方を中心に激しい雨が降りました。9日朝から最大6つの県で土砂災害警戒情報が出されるなど、広い範囲で警戒が続いています。

■九州北部・中国地方で激しい雨

 九州北部や中国地方では9日も激しい雨が降り続きました。福岡の久留米や山口の下関では今年一番の非常に激しい雨を観測。取材中、スタッフの携帯電話には土砂災害警戒情報を知らせる緊急速報がなりました。

 島根県出雲市では8日、運転手が車に乗ったまま川に転落。9日、川の中で車が見つかりました。転落した際に運転席に男性が乗っているのが目撃されていましたが、車の中に男性の姿はなく、警察は引き続き捜索を続けるとしています。

 茶色く濁った水がゴーゴーと流れる山口県山陽小野田市の大正川。そのすぐ横の家に住む勝力正子さん(77)も朝、避難を決めました。

 避難した勝力正子さん:「2階に上がった時から震え出してね。『私はもうここにおられん』と思って。大丈夫かなと思いながら、震えながら(避難所に)来ました。怖かったです」

 勝力さんは4カ所目の避難所でようやく落ち着くことができたといいます。その理由は…。

 避難した勝力正子さん:「ギラちゃん。かわいい。お母さんだよ」

 一緒に避難してきたペットのフェレットでした。

 避難した勝力正子さん:「置いてくるわけにはいきませんのでね。私の命ですから」

 梅雨前線は11日火曜日にかけて停滞し、広い範囲で大雨が続く恐れがあります。すでにこれまでの雨で地盤が緩んでいるため、土砂崩れなどの災害には厳重な警戒が必要です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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