九州北部大雨 完成目前の「バス専用道」で土砂崩れ…6年前の豪雨では鉄道が不通に #shorts

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記録的な大雨で土石流や河川の氾濫に見舞われた九州北部で、カメラが入れなかった被災地に消防と同行しました。

■消防に同行…見えてきた深刻な被害
 
7月11日、大分県日田市では倒木や道路の崩壊により、最大144人が孤立状態となりました。

日田市の職員:「(Q.この先は何がある?)集落」「(Q.その集落には別の道は?)ない。ないので孤立」

これまでカメラが入ることができなかった福岡県東峰村で、消防に同行すると、深刻な被害が見えてきました。BRT=バス高速輸送システムの専用道として、8月に開通予定だった道路では土砂崩れが発生しました。

東峰村は、6年前の九州北部豪雨でも大きな被害が出た場所です。JR日田彦山線の線路や橋脚は、今も復旧できていません。しかし、地元住民の移動手段を求める声もあり、バスの専用道が誕生するはずでした。

■“集落唯一”食料店も被災「営業できない」

村に入って分かった被害は、これだけではありません。

木々や土砂が崩れ落ち、一部は商店の建物に木が覆いかぶさっていて、建物も斜めに傾いていました。店はこの地区で唯一、食料が買える施設でした。

つづみの里・高橋弘展さん:「全く営業ができない状況です。高齢者が生活で必要な物を買うのがなかなか難しい」

大雨の度に被害に遭ってきたという東峰村。国土交通省の「重ねるハザードマップ」を見てみると、土砂災害の警戒地区ということが分かります。

九州北部を襲った記録的な大雨。これまでで6人が亡くなり、2人が行方不明になっています。

(「グッド!モーニング」2023年7月12日放送分より)

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