陸運大手のヤマトホールディングスが自ら運用し、来年から就航する貨物専用機が成田空港に到着しました。
ヤマトの貨物専用機は、元々旅客機だった機体の客室から座席などを除去し、胴体部分にも貨物用に大きなドアが取り付けられるなど改修が施されています。
導入の背景には、自然災害の激甚化・頻発化で陸路以外の物流の必要性が高まっていることや、トラックドライバーの高齢化、トラックを中心とする輸送力が減少するいわゆる2024年問題などがあります。
この専用機は1度に大型トラック5、6台分の荷物を運ぶことが可能です。
これまで貨物は旅客機で運んでいましたが、貨物専用機として運用することで深夜にも飛ばせるのが大きなメリットとしています。
同じ機体を3機導入し、東京-北九州など国内の4路線、一日21便を来年4月から就航する予定です。
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