ガザ地区第2の中核病院「クッズ病院」で医療支援にあたっていた日本赤十字社の看護師が会見し、現地の状況を報告しました。
日本赤十字社 川瀬佐知子看護師:「燃料がなくなって底を尽きてしまって、自分たちにはもうできることというのは、真っ暗ななか、懐中電灯で照らして治療にあたっている様子も写真で送られてきました」
川瀬佐知子さんはガザ地区北部にあるクッズ病院で看護師として医療支援にあたっていましたが、イスラエルとハマスの衝突が始まって以降、南部に避難した後、5日に帰国しました。
クッズ病院では、医師の子どもが亡くなった状態で運ばれてきたにもかかわらず、別の患者の治療を続けなければいけないほど逼迫(ひっぱく)した状況が続いていたといいます。
クッズ病院周辺ではイスラエル軍の攻撃が激しさを増し、4日前に患者やスタッフらは全員ガザ地区南部に退避しました。
しかし、南部の医療体制も限界が近付いているという報告も受けていて、川瀬さんは国際社会の支援を訴えました。
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