戦況の膠着(こうちゃく)が伝えられるなか、ウクライナ軍はロシア軍が発射した長距離弾道ミサイルを迎撃したと明らかにしました。
ウクライナ軍は11日、首都キーウに向けてロシア軍が発射した長距離弾道ミサイル8発をすべて迎撃したと発表しました。
迎撃の際、落下したミサイルの破片で住民ら4人がけがをしたということです。
ロシア軍は7日にも首都キーウに大規模な攻撃をしていて、イギリス国防省は10日、「冬の戦闘で使用すべく、ロシアがミサイルを備蓄していることはほぼ確実だ」という分析を公表していました。
また、ウクライナ陸軍のシルスキー司令官は自身のSNSで、「ウクライナ東部の状況は依然として厳しい。敵は攻撃を続けている」とウクライナ軍が東部で苦戦していることを明らかにしています。
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