自民党の政治刷新本部はすべての議員を対象とした会議を開き、法令に違反した派閥に対して党が解散を要求することなどを盛り込んだ改革案を示しました。
改革案では派閥の在り方について、政治資金パーティーや閣僚人事の推薦を禁止することでいわゆる派閥は解消し、真の「政策集団」に転換するとしています。
そのうえで、法令違反があった場合は、党が審査し、活動の休止や解散を要求するとしています。
このほか、派閥の収支報告書への外部監査の導入や議員が刑事処分を受けた際の処分の厳格化、政治資金規正法の改正などについても明記しています。
自民党・無派閥 青山参院議員
「総理自ら決断して派閥の全廃をまず打ち出して、そのうえでの政治刷新ですと」
自民党・麻生派 山田衆院議員
「皆の敵は不正な行為なのか、派閥が敵なのかということ。派閥が悪いんじゃなくて、不正なことをした派閥、この解消についてだれも反対していないんですよ」
刷新本部は25日のとりまとめに向け、23日に再び議論します。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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