衛星画像で見えるイスラエル軍の攻撃手法や意図 (2024年2月1日)

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 パレスチナ・ガザ地区の衛星画像の分析からイスラエル軍の攻撃の手法や意図が明らかになりました。

東京大学大学院 渡邉英徳教授
「モスクの庭にあたる公園にイスラエル軍の車両が描いたと思われるダビデの星が描かれていたりします。この戦争が何を目指して行われているのかというのが、象徴的に分かるような被害の状況」

 東京大学大学院の渡邉英徳教授は先月31日、オンラインで会見をし、ガザ地区の被害の状況について衛星画像で分析した結果を明らかにしました。

 渡邉教授は、イスラエル軍の爆発でできたクレーターの跡などを分析した結果、使われたのは2000ポンド爆弾だと推定しました。

 この爆弾は半径360メートルの範囲に被害が及ぶものでイスラエル軍は去年の10月から200発以上、市街地や学校などにも落としているということです。

 渡邉教授はイスラエル軍によるガザ地区への攻撃は目標として掲げる「ハマス殲滅(せんめつ)」の目的を大きく逸脱しているとしています。

東京大学大学院 渡邉英徳教授
「(イスラエル軍が)ところ構わずに破壊しているということが起きている。軍事目標かそうでないかという議論をもう待たないぐらいに激しい破壊が行われている」

 また、日本が支援した病院や学校などの複数の施設がイスラエル軍による攻撃の被害を受けていることも分かりました。

 会見に同席した日本国際ボランティアセンターの並木さんは、「政府に対して被害状況の調査などを求めていく」と話しています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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