イギリスで拘束されている内部告発サイト「ウィキリークス」の創始者、ジュリアン・アサンジ被告の身柄をアメリカに引き渡すかどうかを巡る公聴会が始まりました。
イギリスの高等裁判所で20日、アメリカ政府が求めるアサンジ被告の身柄の引き渡しについて検討する公聴会が2日間の日程で始まりました。
アサンジ被告は体調不良を理由に出席しませんでした。
アサンジ被告は2010年、内部告発サイト「ウィキリークス」を通じてアメリカのイラク戦争などに関する機密資料を公表し、その後、機密暴露などの罪でアメリカで起訴されました。
アサンジ被告の支持者
「アサンジ被告は普通のジャーナリストです。彼は無罪だと確信しています。司法制度がひどいのです」
英下院議員 ジェレミー・コービン氏
「政府や軍による行き過ぎた権力行使について真実を突き止めようとする世界中のジャーナリストにとって、(アサンジ被告の引き渡しは)脅威となります」
アサンジ被告の家族らはすべて有罪となれば175年の禁固刑を科される恐れがあるなどとして、イギリスの裁判所に対してアサンジ被告の解放を求めています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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