ベルギーの農家らが安価な農作物の輸入などに反発し、トラクターで集結してタイヤを燃やすなど抗議活動を激化させています。
ベルギーのブリュッセルで26日、約1000台のトラクターがEU(ヨーロッパ連合)の農業担当相らが会合を行う庁舎周辺に集まりました。
農家らはEU圏外からの安価な農作物の輸入などに不満を募らせていて、タイヤを積み上げて火を付けたり、バリケードのコンクリートブロックを警察官の隊列の直前までトラクターで押し込んだりして怒りを表現しました。
EUの農業政策を巡っては、農家の負担が増えるとして同様の抗議デモがヨーロッパ各地で相次いでいます。
これを受けてEUの委員長は6日、「2030年までに化学農薬の使用量を50%削減する」との規制案を撤回しています。
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