経団連会長「そう遠くない将来に日銀は金融正常化に舵を切る」(2024年3月11日)

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ANN
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 経団連の十倉雅和会長は、日本銀行が早ければ3月にもマイナス金利の解除といった「金融正常化にかじを切る可能性が高い」との見通しを示しました。

経団連 十倉雅和会長
「3月か4月か、それ以降かもしれないが、そう遠くない将来に金融正常化にかじを取られる可能性が強い」

 日銀は来週の会合で大規模緩和策の修正を議論するとみられ、今年の春闘の結果を重要な判断材料の一つとしています。

 十倉会長は春闘について、「去年以上の賃金引上げのモメンタムを感じる」と期待感を示しました。

 そのうえで、日銀の政策については賃金動向のほか、物価統計などを見て総合的に判断されると述べました。

 金利上昇などによる企業への影響については、一時的な為替や株式市場の変動はあっても「日銀は緩和的な金融政策を続けると言明しているので各企業が対応していく」として、大きな混乱はないとの見方を示しました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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