女性へボディータッチ疑惑も “過激ダンス懇親会”岸田総理「多様性と合致しない」【スーパーJチャンネル】(2024年3月13日)

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 不適切だと批判が集まっている自民党の懇親会パーティー。この問題に岸田総理が初めて答えました。

■女性へボディータッチ疑惑も

立憲民主党 塩村あやか議員
「自民党青年局の過激ダンス懇親会についてでございます。総理これ、国民に有権者に申し訳ないとか思わないんでしょうか」

 去年11月、自民党青年局近畿ブロック会議の後に行われた懇親会に肌の露出度の高い衣装を着た女性ダンサーが招かれた問題。参加者が口移しでチップを渡していたほか、ボディータッチがあったとも報じられています。

 企画に関わった川畑和歌山県議(46)は女性ダンサーを招いた理由について…。

自民党を離党した川畑哲哉和歌山県議
「ダイバーシティ(多様性)」

 チップを渡したことについては…。

川畑哲哉和歌山県議
「ホスピタリティー(おもてなし)」

■“過激ダンス懇親会”総理の見解は

 この問題に岸田総理大臣はどう答えるのでしょうか。

塩村あやか議員
「セクシー過激ダンス懇親会の意義は『多様性』ということでした。総理の目指す多様性と一致をしているのか、お伺いしたいと思います」

岸田総理大臣
「言うまでもなく私、そして私の内閣の目指す多様性とは全く合致、致しません」

塩村あやか議員
「女性を触るなど品性のない行いをした者がいなかったか、お伺いを致します」

岸田総理大臣
「関係者への聞き取りを行っているところでありますが、女性の身体を触ったといった不適切な事実は確認されたものはないと報告を受けております」

塩村あやか議員
「(女性ダンサーらは)地元、飲食店の間ではサービスがきわどいことで有名ですということです。チップの口移しも、ダンサーが男性の顔を触れながらお互いの唇が接触をしてくれるまでしてくれるのは知られた話です、ということなんですね。下着、ポリス、バニー、チャイナ服、おいらん等、コスチュームが多様だということです。ここが多様なのかとネットでは話題になっていたんですけれども。青年局には女性も所属しているんですが、なぜ研修や懇親会に女性はいなかったのか、これを伺い致します」

岸田総理大臣
「たまたま出席メンバーの中に女性は含まれていなかったと私は理解しております」

塩村あやか議員
「動画は自民党の中の方が撮影したはず…少なくとも関係者です。見た方から話を伺ったんですけども『あれは完全にアウトだ』という話でした。総理も動画を確認すべきではないでしょうか」

岸田総理大臣
「私は動画には接しておりませんが、報道等により、写真等については確認をさせていただきました」

■「公費は含まれていない」岸田総理

塩村あやか議員
「公費が含まれているか否か確認をお願い致しましたが、いかがだったでしょうか」

岸田総理大臣
「参加者からの会費等でまかなわれており、税金を原資とした公費、そして政党助成金については含まれていない、このように報告を受けております」

 裏金事件など自民党への国民の不信感が増すなかで発覚した今回の不適切な懇親会。

立憲民主党 安住国対委員長
「おごりや緩みが蔓延(まんえん)してるってことじゃないですか。我々が追及する前に総理がちゃんと、ああいう人たちにけじめをつけさせなきゃ駄目だと思いますよ」

 この問題を巡っては青年局長と青年局長代理が引責辞任していて、自民党はこれで幕引きを図りたい考えです。

■「政倫審」世耕氏ら3人出席へ

 14日は参議院で政治倫理審査会が開かれますが、関係者によりますと、不規則な発言が出ないよう党内で調整を行った結果、出席者を世耕前参院幹事長、西田参院議員、橋本元五輪担当大臣の3人にすることが決まったということです。

塩村あやか議員
「32人中3人しか申し出がなかったということで、総理は常々、説明責任を果たすようにとおっしゃっているんですけども、全く果たしていることにならないのではないでしょうか」

岸田総理大臣
「あらゆる場を通じて、関係者の説明を尽くしていくことを党としても促していかなければならないと考えております」

日本維新の会 片山大介議員
「一体、この問題が明らかになってどれくらい経っているんでしょうか。結局、真相解明になっているんでしょうか」

岸田総理大臣
「実態把握をしたうえで、党としては政治責任、処分等も考えなければなりませんし、再発防止に努めて参ります」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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