文部科学省が不登校の原因について調査したところ、いじめがきっかけとする認識に子どもと教師の間で大きな差があることが分かりました。
調査は文科省から委託された団体が、小学3年生から高校1年生およそ2万人と保護者、担任教師などを対象に行いました。
その結果、不登校のきっかけを「いじめ」と回答したのは児童生徒が26.2%で、保護者は29.2%でした。
その一方、不登校のきっかけを「いじめ」と回答した教師は4.2%にとどまり、認識に大きな差があることが分かりました。
「学業不振」や「宿題の提出」がきっかけとする回答は、三者ともおよそ4割でした。
また、調査した団体は「先生と合わなかった」という回答が一定数あったことから、教師の態度や指導方法が不登校に結び付くこともあるとしています。
2022年度にはおよそ30万人の小中学生が不登校で、前の年度から5万人以上増加し、過去最多となっています。
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