スタートアップ企業が小型で再利用可能な人工衛星打ち上げ計画を発表(2024年4月4日)

　日本国内では初めての小型で再利用が可能な人工衛星の打ち上げ計画が発表されました。

　スタートアップ企業「将来宇宙輸送システム」は「ASCA」と呼ばれる宇宙開発計画を発表しました。

　低価格で信頼度の高い小型の人工衛星の打ち上げを目指しています。

　全長約13メートルの打ち上げ機を使い、繰り返し機体を使用することでコストを削減するとしています。

　また、国内企業では初めてアメリカのロケットエンジンの専業メーカーからエンジンを購入することも発表しました。

　5年以内に衛星の打ち上げの実証を進め、将来的には有人での宇宙飛行も目指すとしています。

　政府も宇宙産業の発展を支援していて、今回のプロジェクトも文部科学省の支援事業に採択されています。
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp