イラン最高指導者の顧問　イスラエル大使館について「もはや安全ではない」と警告(2024年4月8日)

　シリアにあるイラン大使館が攻撃されたことを受け、イラン最高指導者の顧問が各地にあるイスラエル大使館について「もはや安全ではない」と警告しました。

　イランの最高指導者・ハメネイ師の上級顧問を務めるサファビー氏が7日、現地メディアに対して「シオニスト政権の大使館は、もはや安全ではない」と語り、各地にあるイスラエル大使館に対し、なんらかの攻撃もあり得ると示唆しました。

　「準備はできている。残忍な政権に立ち向かうのは正当な権利だ」とも主張しました。

　また、このメディアはイスラエル領内を射程に収める9種類のミサイルの画像も伝えています。

　一方、イスラエルのガラント国防相は「イランによる、いかなるシナリオにも対応できる準備が完了している」と発言しました。

　今月1日、シリアにあるイラン大使館が攻撃され、革命防衛隊の司令官など7人が死亡したことを受け、イランとイスラエルの間で急速に緊張が高まっています。
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp