兵庫県伊丹市の住宅で7日、30代の男性が刃物で刺されて死亡した事件で、警察は33歳のベトナム国籍の男を殺人の疑いで逮捕しました。
伊丹市で7日午後3時15分ごろ、「住宅で知人の30代の男性がけんかで同僚に腹や胸を刺されたようだ」と女性から消防に通報がありました。
警察によりますと、1階の部屋で30代のベトナム人とみられる男性がナイフのようなもので胸や腹部を複数回刺されて血を流し倒れていて、病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。
警察が駆け付けた時、現場には複数の男性がいて、そのうち1人の男が「私が刺した」と話したことから警察が事情を聴いていました。
殺人の疑いで逮捕されたのは、ベトナム国籍のグェン・ヴァン・コン容疑者で、警察の調べに対して「間違いありません」と容疑を認めているということです。
警察によりますと、現場の住宅は会社の寮として使われ、グェン容疑者と被害者は会社の同僚でした。
2人の間には以前からトラブルがあったといい、警察が事件に発展した経緯を詳しく調べています。
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